伝統的東洋医療で出産前の不調を改善
つわり鍼灸
岩屋駅徒歩1分
【土日祝日も営業|予約優先制】いわや鍼灸整骨院
ご懐妊、おめでとうございます!
妊娠中の10か月はママさんをはじめご家族の皆さまにとって待ち遠しく楽しい瞬間ですね。しかし出産という人生の大きなイベントに不安を感じているママさんも多いのではないでしょうか?
妊娠中のお悩みのひとつが【つわり】です。
ご懐妊のサインでもある一方で、胃や胸のむかつきに嘔吐、食欲不振など…母体にとって日常生活に大きな支障があるのも事実です。
つわりとは
一般的に妊娠初期に見られる「つわり」の症状。早い方で妊娠4週目頃から現れるため、つわりの症状が現れてはじめて妊娠に気づいたという方も。
妊婦さんの約60~80%もの方が程度の差こそあれ、つわりを経験していると言われています。主に空腹時に吐き気(悪心)を感じ、症状が強い場合は実際に嘔吐してしまう方もいらっしゃいます。
ほとんどの方が、つわりが出はじめてから4~5週間程度で自然に症状は治まります。そのため特別な治療は不要と考えられることが多く、「妊娠は病気ではないから」と辛さを我慢をする妊婦さんが多いのが現状です。
お腹の赤ちゃんのことを思うとバランスよく食べないと…
自分は食べられなくても家族のご飯は支度しなくちゃいけない…
家事も仕事も自分がしなくては…
こうした想いから多くの妊婦さんが無理をして、辛いつわりの時期を乗り切っています。
しかし、ママさんのお身体とお腹の赤ちゃんのために、この時期の無理は禁物!
身体がつらいと感じたら、休息を取ることが大切です。
【つわりの主な症状】
- 悪心
- 嘔吐
- 食欲不振
- 唾液が多くなる
- においに敏感になる
- イライラ・落ち込みなど気分の変化 など
気を付けたい「妊娠悪阻」
通常、4~5週間で落ち着くつわりが妊娠12週を超えても嘔吐が続くような重い症状を【妊娠悪阻(にんしんおそ)】と呼びます。妊娠悪阻の状態が続くと母子ともにリスクが高まりますので、早めに産婦人科の担当医師に相談しましょう。
妊娠悪阻の主な症状
- 吐き気・嘔吐・胃部の痛みでほぼ食事が摂れない
- 嘔吐にともなう脱水状態
- 全身の倦怠感やめまい
- 妊娠前より体重が5㎏以上減っている
つわり・妊娠悪阻の原因とは?
実はつわりのハッキリとした原因は、現代医学をもってしても解明されていません。西洋医学では妊娠中の母体の体の内と外で生じる変化がつわりを引き起こすと考えています。
1.体内の代謝環境の変化
妊娠中は体内でビタミン不足が生じます。特にビタミンB群の欠乏は消化器系に影響を及ぼし、嘔吐を誘発すると言われています。
2.内分泌の変化
妊娠中は分泌されるホルモンにも変化が起こります。特に妊娠初期に分泌量が増えるのがヒト絨毛性ゴナドトロピン。この分泌量が増える時期がちょうどつわりの発症時期にあたり、分泌量が減る時期には症状が軽くなります。そのため、つわりの発症に大きく関わると考えられています。
3.心理的ストレス
ご懐妊はもちろん嬉しいものですが、同時に心理的ストレスを感じもします。
母親になる不安や責任感・分娩への恐怖心などのストレスが、つわりの症状を悪化させると考えられています。そのため、初めてのご出産のママさんの方がつわりの症状が重くなりがちです。
東洋医学から見るつわり
東洋医学では「五行説」という考え方があり、私たちの身体も含めて森羅万象は5つの要素が影響しながらバランスを保っていると考えます。何らかの理由でそのバランスが崩れることで、体に不調が生じるとされています。
特に以下のような体質の方に、つわりの症状が多く見られます。
- 胃気虚:気はいわゆる「生命エネルギー」のこと。気が胃に足りていない(虚)状態を胃気虚と言います。つまり胃が弱い体質の方のことをさします。胃の不調によって「胃から腸に食べ物を送る作用」が弱まり逆流することで、つわりを起こします。胃気虚の方の場合、食べてもすぐに嘔吐する・全身倦怠という特徴が見られます。
- 肝火:肝は単純に肝臓のことではなく、「気血の巡りや血流のコントロールをする役割」があると考えられています。肝はストレスと関係が深く、肝火はイライラしやすいタイプに多いと言えます。怒りの感情を「頭に血がのぼる」と表現しますが、肝火タイプの方は気血が上流しやすく、その流れとともにつわりの症状が現れます。肝火の方の場合、頭のふらつきやめまい・脇腹の張りなどの症状が特徴です。
- 痰飲:東洋医学では体内を水液が自由に出入りし体中を潤しているていると考えています。痰飲とはその水液が胃に停滞している状態のこと。痰飲の方は胃が正常に機能せず、「胃から腸に食べ物を送る作用」が弱まります。結果として、つわりの症状が出てくるように。痰飲の方の場合、食欲不振・口の粘り・胸が張って苦しいなどの特徴的な症状が見られます。
当院のつわり鍼灸
2000年以上前の古代中国で誕生した鍼灸。日本には6世紀頃に伝来しました。
明治期に西洋医学が導入されるまでは、漢方とともに医学の主流として広く親しまれてきました。
つわり施術もそのひとつで、昔から数多くの症例が報告されています。
当院のつわり鍼灸では、症状の改善に効果のあるツボへのアプローチのほか、つわりを引き起こす母体の体質改善のための鍼灸施術を行います。
鍼灸施術の最大の強みは薬品と違って副作用がないこと。そして体質改善を促すことで、つわりの症状だけでなくその他の不調にも効果が期待できることです。
当院でつわり鍼灸をうけるメリット
1.悩みの原因を見つけることができます。
一言につわりと言っても、前述のとおり原因はさまざま考えられます。当院では東洋医学の観点から検査を実施。つわりの原因・母体の体質を見極めていきます。
詳しく検査をすることで、より効果的な施術方法を選択することができます。また、日常生活でお母さんご自身が気を付けてほしい点についてもアドバイスをいたします。
2.専門的な知識を備えた国家資格保持者が施術
当院の施術スタッフは全員が厚生労働省許可の国家資格を持っています。
解剖学・生理学・整形外科学や経穴などの東洋医療など、さまざまな研修・セミナーを修了したいわば『身体のスペシャリスト』。
実績のべ12万人以上の圧倒的な臨床経験を元に、安全で質の高い技術を提供します。
3.ホームケアなどつわり鍼灸以外のケアも充実
当院で過ごす時間は、長い時間の中のわずか30分ほど。残りの時間をどのように過ごしていただくかで、施術の効果は大きく変わってしまいます。
そこで当院では、院での施術だけでなく院を出た後の過ごし方も重要視しています。体質に応じた注意点や、正しい腹帯の巻き方などのホームケアもしっかりお伝えいたします。
またつわりだけでなく、腰痛や股関節痛などの妊娠中の不調や逆子にも対応可能です。当院には産婦人科鍼灸術を修了したマタニティ施術のプロが在籍しています。妊娠中のお身体は特に繊細ですので、経験豊富なスタッフが担当させていただきます。無事にご出産の日を安心して迎えられるように全力でサポートいたします。
自然に治まる方が多いつわりですが、そのツライ症状は仕事も家事も手につかないほど。
食事もままならない状態では、お母さんとお腹の赤ちゃんの健康に深刻な影響を及ぼします。
一番大切な赤ちゃんとお母さんを守るために、決して無理をしないようにしましょう。
つわり鍼灸の料金
自費施術料金:
4,400円~8,800円
(初診時:別途初診料2,200円)
※上記金額はおおよその料金です。症状、施術内容、施術時間により異なりますが、施術前に必ずご説明させていただきますので、ご安心ください。
患者様のお声
❖40代/女性/神戸市/T様
つわり鍼灸で初めて行きました。院長先生に施術していただきましたが、丁寧なヒアリングの後、施術に入り、こちらの要望も聞いていただきました。私は3回の施術で大分楽になりました。鍼とお灸でしたが、痛くも熱くもなくリラックスして受けられました。
※効果には個人差があります
当院について
当院の施術者は全員、厚生労働省許可の国家資格を持っています。
〒657−0845
神戸市灘区岩屋中町4丁目3番14号 2階
詳しいアクセス方法はこちら>
TEL:078-779-1202
(スマホの方は番号をタップで電話がかかります)
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10時~19時 | ◯ | ◯ | ◯ | ▲ | ✖ | ◯ | ◯ |
〇・・・新規最終受付時間は18時30分
▲・・・10時~13時45分(新規最終受付時間は12時45分)
※祝日が木曜日の場合は13時45分までの営業・金曜日の場合は終日休診です。
よくあるご質問
Q:どれくらいの頻度で通えばいいですか?
A:症状によって個人差がございますが、週に2回程度でご来院いただくようお願いしております。症状が落ち着いてきたら、間隔を少しずつ開けていきます。症状が全くなくなればご卒業です。
Q:自宅でお灸をしたいのですが効果はありますか?
A:ご自宅でのお灸ケアにも効果は期待できます。しかし繊細な妊娠中のお身体ですので、鍼灸師ではない方がお灸をすることはオススメしておりません。妊娠中に刺激をしてはいけないツボもございますので、ご自宅でのお灸を検討されている場合には鍼灸師に必ずご相談ください。
Q:施術は痛いですか?
A:つわり鍼灸は母体と赤ちゃんのリスクを考え、痛みや強い刺激のある施術は行いません。使用する鍼は使い捨ての鍼で髪の毛よりも細いものを使用しますので、痛みを感じることはほぼございません。またお灸についても、ほんのり温かみを感じる程度で火傷の心配も不要です。