夜泣き・疳の虫

赤ちゃんにこんな症状はありませんか？
毎日、理由もないのに夜泣きをする
声を荒げて泣くことが多い
突然、奇声を発する
眉間に静脈が浮いている

ご出産、おめでとうございます！

待ちに待った赤ちゃんとの生活。喜びや驚きの毎日をお過ごしのことと思います。
そんな幸せな日々ですが、多くのママさん・パパさんを悩ませるのが【疳の虫】です。

疳の虫（かんのむし）とは、もちろん実際に赤ちゃんの中に虫がいるわけではありません。
ひどい夜泣きが毎日続く状態や、声を荒げて泣いたり激しく奇声を発する癇癪の状態がよく見られることを、昔から「疳の虫」と呼んでいました。理由もなく夜泣きや癇癪がひどいことを、体の中の虫が下人と考えていたようです。

多くのママさん・パパさんを悩ませる疳の虫ですが、現代医学では特に治療の対象とは考えられていません。そのためいくら疳の虫がひどくて病院で受診をしても、何か病気などが見つからない限り「異常なし」と診断されてしまいます。
しかし毎日の夜泣き・癇癪はお世話をするママさん・パパさんにとって、大変な負担です。そのため昔から東洋医学では疳の虫のための施術法が確立されています。

現代医学では疾患とは認められていないため、疳の虫の正体はハッキリとは解明されていません。
一説には未熟な自律神経のバランスが乱れるために起こるとも言われています。

人間が生きるために心臓を動かしたり、食べ物の消化吸収・体温調整を無意識で行うことができるのは、ほかならぬ自律神経のおかげです。自律神経には交感神経と副交感神経があり、シーソーのようにバランスを取りながら、身体の状態を保ってくれています。
その均衡がくずれ、どちらか一方が優位になってしまうと身体にさまざまな不調が生じます。自律神経失調症がその代表です。

赤ちゃんの自律神経のバランスが乱れる理由として考えられるものがストレスです。赤ちゃんにストレスと聞くと不思議に思うかもしれませんが、赤ちゃんだからこそ感じるストレスはたくさんあるんです。

例えば、訴えたいことがあるのに、まだうまく喋ることができない…
あのオモチャに触りたいのに、自分では取ることができない…
大人からすると「赤ちゃんなんだから当たり前」と思うことも、本人にとっては大きなストレスですよね？

そのほか
・騒音や光などの環境的な要素
・親子や周囲の方々との関係性　などもストレスの原因です。
また、赤ちゃんは体内時計も未熟なため、昼間にたくさんの人と会うなど刺激が多すぎた・お昼寝をたっぷりし過ぎたなどが影響して自律神経のバランスが乱れることも。

小児はりとは、その名の通りお子様のための鍼施術。江戸時代から広く庶民に親しまれてきた日本独自の施術法です。

はりといっても通常のものとは異なり、皮ふに刺し入れるものではありません。写真のような専用の器具で皮ふの表面をコロコロとさすったり、トントンと軽く刺激を与える程度。
優しい刺激が心地よく施術中に寝てしまうお子様もいらっしゃるほどです。もちろんお薬は使いませんので、副作用もなく赤ちゃんでも安心です。
親御さんに抱っこしてもらったままでも施術ができますので、赤ちゃんがリラックスした状態で受けられます。

大人の場合、部位や症状によっても異なりますが、一般的な鍼施術では10㎜前後は鍼を刺入します。ところが小児はりはお肌の表面に軽い刺激を与えるだけ。
「そんなので本当に効果があるの？」そう疑問を抱くのも当然のことかもしれません。
しかしお子様の肌は大人と比べて非常に敏感。ほんの少しの刺激でもしっかり身体は反応を返してくれます。逆に大人と同じ程度の刺激を与えるのはキケンです。気持ち良いくらいの刺激が皮ふから脳へと伝わり自律神経を整えていきます。
強い刺激が苦手な大人の方にも、小児はりは対応可能です。

自費施術料金：
3,300円～5,500円
（初診時：別途初診料2,200円）

※上記金額はおおよその料金です。症状、施術内容、施術時間により異なりますが、施術前に必ずご説明させていただきますので、ご安心ください。

当院の施術者は全員、厚生労働省許可の国家資格を持っています。

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